お茶で水分補給はダメ?

「お茶で水分補給するのは良くない」 「お茶には利尿作用があるから脱水症状を招いてしまう」 このような話を聞いたことがあるかもしれません。はたして、お茶は水分補給に適していないというのは本当なのでしょうか? 結論を先にお伝えすると、お茶で水分補給するのがダメというわけではありませんが、完全に水の代わりになるわけでもありません。毎日2リットル以上の水を飲むと美容や健康、ダイエットに効果的だとよく聞きますが、水ではなくお茶ではダメなのか?と疑問に思う方も多いと思います。

結論から言うと、お茶より水の方が身体にとって優しいです。「お茶」は、昔から嗜好品や贈答品として好まれます。「水」と比べて口当たりが良く、味や種類も豊富なため常飲している人も多いでしょう。ただし、「お茶」には水分吸収を妨げる成分や排出を促す作用もあるため、水分補給としては役割を十分に果たせない場合があります。さまざまな成分が溶け込んでいるために、体内で消化・吸収するのに時間がかかり胃腸への負担もあるのです。逆に天然水や水道水・ミネラルウォーターなどは消化・吸収にほとんど負担がかかりません。美まもり水に含まれるミネラル成分は胃腸に負担がかかるものではないので安心して摂取してください。常温でこまめに1〜1.5リットル飲むよう心がけていきましょう。

不発酵茶といわれる緑茶や抹茶には、体を冷やす作用があります。夏場によく飲まれる麦茶も、ノンカフェインですが体内を冷やす効果があり、冷え性の人や風邪気味のときにはおすすめしません。体温が下がると免疫力も低下します。お茶を飲みたいときは、体を温めるほうじ茶や紅茶・黒豆茶を選ぶと良いでしょう。

お茶に含まれるカフェインは、1日100mgの摂取から睡眠の質を落とすとされています。

緑茶(煎茶や玉露など)やウーロン茶、紅茶にはカフェインが豊富に含まれているので、飲みすぎてしまうと睡眠の質に影響してしまう可能性があります。

日ごろからジュースやお茶を中心に水分補給していた方が急に水に切り替えると、少し味気なく感じられるかもしれません。そのような場合には、レモンやブルーベリーなどで水に香りをつけて飲みやすくするのもオススメです。たとえば、水に輪切りにしたレモンを3枚ほど浮かべて2~3時間ほど冷蔵庫で冷やすだけで、レモンの香りがするフレーバーウォーターを楽しめますよ(^^)