「飲む点滴」と言われるほど栄養効果が高い「甘酒」。
お正月、初詣に神社に赴いた際に振る舞われたりしますよね。甘くて美味しい甘酒。
ここ数年、美容効果も注目されていて、美意識の高い女性が飲んでるイメージ。
健康にもとても良いと言われる甘酒ですが、一体その効果とはいかがな物なんでしょうか?
甘酒に含まれている“麹菌”は栄養の消化吸収を助ける働きがあるので、効率よく栄養を吸収し、エネルギーに変換することができます。
酵素がお米を分解してできる成分に点滴と同じ成分のブドウ糖、ビタミンB群やミネラル、アミノ酸等が豊富に含まれており、疲労回復にはもってこいの飲み物なのです。
“麹菌”は善玉菌のえさになってくれるので、免疫活動を活性化させて免疫力を高める効果もあります。
甘酒には体を温める作用が期待でき、栄養学的にもアミノ酸とビタミンが豊富なため、夏バテの症状にもぴったりな栄養価。ホットでなくても、夏の栄養補給に向いている飲み物と言えます。
夏バテの際には、意識すべきなのは体を冷やすことではなく、胃をいたわりながら「必要な水分」と「栄養の補給」を行うこと。まさに甘酒がピッタリなのです。
またB群が豊富な事から、美肌効果にとても効果があると言われています。女優さんの中には、毎日甘酒を愛飲している人がいるというのも頷けます。
これだけ身体にも美容にも良い甘酒ですが、もちろん、 飲み過ぎには注意しましょう。
栄養が豊富ということは、飲み過ぎると太ってしまうという事。メリットにダイエット効果ありとあるのに、皮肉ですね。また、糖質が豊富なので、すぐに栄養として吸収されるということから、余ったものは脂肪として蓄積されるといつこと。ここで大事なのが、飲む量とタイミング。
一日に飲む量は200㎖を目安にしましょう。カップ一杯程度の量です。毎日飲まなきゃいけない!と強制的に習慣づけする必要はありません。
量を適量にすることはとても大切です。その理由は太るということはもちろんですが、内臓に負担をかけて病気の原因となることが一番のデメリットだからです。また、飲むときは一緒に常温のお水か白湯を飲み、い
タイミングについてですが、夜は避けましょう。リラックス効果もある甘酒なので、夜に飲んで心身を休めたい・・・という気持ちはとってもわかります。でも、カロリーも糖質も高い甘酒です。エネルギー消費が低下する夜は控えた方がいいでしょう。
甘酒として市販されているものは、酒麹で作ったもの、麹で作ったもの、その両方、砂糖の入ったもの、入っていないものなど様々です。酒麹と米麹のみから作られている甘酒を選びましょう。もちろん、砂糖が添加されているものはさらにカロリー、糖質が増えてしまうので要注意です。
きちんと選んで、甘酒効果をさいだいげんにあ生かしてくださいね(^^)