気温が高まってくる季節。実は、薄着になる季節こそ、体を内側から活性化させるために「温活」が大切です。夏は身体を冷やそうとする本能が働き、クーラーで冷えていることも多いんです。
表面的に冷えを防ぐのではなく、普段から基礎体温を上げていくことを意識しましょう。基礎体温は加齢とともに下がっていきます。体温が下がると代謝が低下し、さまざまな不調を感じることに。
体温が1℃上がると免疫力が最大5~6倍アップするともいわれています。免疫力が上がれば、風邪をひきにくくなる、疲れにくくなる、アレルギーや肌荒れが改善される、など健康面でメリットがたくさん。
また体温が上がることで基礎代謝が高まり、代謝が良くなれば脂肪が燃焼されやすくなります。つまりは健康的に太りにくい体になっていけるのです。また慢性的な冷え性を和らげるには、体の中に取り入れる日々の食事や飲み物が重要です。
寒い時には温かいものを口に入れたくなりますが、温かい食べ物や飲み物でも、体を冷やしてしまうことがあります。体を温めるもの・冷やすものを正しく見分けて、冷え性対策に役立てましょう。朝起きて一番に飲む白湯は、内臓温度を高めて体を健康的に目覚めさせる働きがあるといわれています。
白湯の作り方は、水を火にかけ、沸騰したら弱火にして約15分そのままに。その後火を止めて50℃くらいの温度になるまで冷ましてから飲みます。イッキにごくごく飲み干すのではなく、少しずつ口に含んでいきましょう。体の芯まで冷えて、体を温めたい!そんな時に飲むと良いものをご紹介します。
紅茶、プーアル茶、ウーロン茶は製造過程で発酵しているお茶です。
タンポポ茶やタンポポコーヒーはタンポポの根を使用したもの。ゴボウ茶を含め、地中で育ったものから作られた飲み物です。
ココア、黒豆茶、赤ワインなども温活ドリンク。
ポリフェノールの血管拡張作用により、血流を良くしてくれます。
ショウガ紅茶に含まれるショウガオールも体を温めます。体を温める最強食材の代表が生姜です。また、とろみのある葛湯も体を芯から温めるとして、古くから民間療法に活用されています。それぞれで飲んでもいいですが、葛湯に生姜をすり入れ、はちみつやレモンを加えれば美味しくて体が温まる温活ドリンクに♪
飲む点滴と呼ばれる甘酒は、体を温め、さらに保温効果が持続する飲み物です。米と米麹があれば自家製甘酒を作ることはそれほど難しくありません。飲む際には、栄養価が失われないように加熱しすぎに注意を。
お水を飲む時もキンキンに冷たいものを飲むのではなく、常温か白湯にして飲むのがおすすめ。
シリカ水は代謝アップを助けてくれるお水なので温活ドリンクと言えますね(^^)