「風呂トレ」のススメ

基礎代謝を上げるのに効果があるといわれている入浴。38度以上のお湯に20分以上浸かることで、血流が促進され、発汗によって老廃物の排出も促してくれるといわれています。とくにこれからの季節は、お風呂でゆっくり温まるのが身体にも心にも良い効果を与えてくれます(^^)

入浴だけでも良い事が沢山あるんですが、その入浴中にエクササイズもやってしまおう!というのが「風呂トレ」!

入浴が体にもたらす効果は、温熱・水圧・浮力の3つがあります。お湯に浸かることで体が温められると、血行が促進され水圧によって血管が広がり血の巡りがよくなります。筋肉のみでなく、筋肉の末端の腱と呼ばれる組織が温められることで、関節の可動域が広がりやすくなります◎

入浴中は血流が良くなりますよね。お風呂で筋トレをすることでさらに血流が良くなり、筋肉疲労が回復されやすくなることで日中の体の疲れもとれる効果が期待できます。またお風呂でのトレーニングで体温を高めることで、夜寝る時も眠りが深くなり疲れがとれやすくなります。

お風呂でトレーニングをすると、浮力の作用で筋肉の緊張が緩まり、リラックス効果も高まります。体が硬い方・疲れが溜まっている方は、体が少し温まってからトレーニングを開始しましょう(^^)

入浴をすると約300~500mlの水分が汗として体外に出ていきます。体内の水分量が減ると、血液の粘性が高くなり、血圧が高くなったり貧血になったりする可能性があります。カルシウムやマグネシウムが補給できるシリカ 水などのミネラルウォーターを飲むのがおすすめです。

また、食後すぐのお風呂は避けて、食後30分以上あけて入浴するのがおすすめです。お風呂に入って体が温まると、手足の末端の血管が開き血圧が下がっていくのに対して、胃など消化器系の臓器は血圧の低下を防ぐために血管を収縮させます。お風呂に入ると消化器系の臓器の動きが鈍り消化の邪魔をしてしまうので、食後間もないお風呂は避けましょう。

今回は女性が1番気になるお腹周りのトレーニングをご紹介します(^^)

  1. 体育座りの姿勢になる。両手で左右の浴槽の縁をつかみ、体育座りのまま体を浮かす。
  2. 浮力を使いバランスをとりながら、体幹を固定させる。膝を胸に近づけ3秒固定。ゆっくりと膝を胸から離す。

腹筋に力を入れるとき、呼吸が止まりやすくなるので常に自然な呼吸を意識して。15~20回を3セットが目安。

どうですか?簡単ですよね(^^)♪

ぜひ日々のお風呂に取り入れてみてください♪