スムージーは身体にいいの?

「野菜をたくさん食べましょう」。

この言葉は当たり前のように健康法として言われています。でも、野菜からしっかり栄養をとるには、食べ方にコツがあるんです。ちょっとしたことで、本来とれたはずの栄養の9割近くを逃してしまうこともあるという事をご存知でしょうか。そう考えると、無駄にせずしっかりとるには、野菜ごとの扱い方を知っておくことが重要です。

成分によっては調理法が異なることで吸収が変わってくるので野菜ごとに工夫が必要です。例えばサラダ。いかにもカラダに良さそうなサラダですが、生野菜はなかなか吸収しにくいもの。

胃の調子が良くない時や、冷えが気になる人は避けたほうがいいかもしれません。

特に葉野菜や夏野菜はカラダを冷やす効果があるものが多いのでグリーンサラダなどは控えてみて下さい。根野菜をグリルにしたホットサラダがおすすめです。もちろん絶好調な時はもりもり食べてくださいね。

またスムージーを朝から作って飲む。という美意識高い方々をSNSなどでよく見かけますね。生野菜を吸収しやすく、細かくしてるんだから大丈夫なんだじゃない? と思う人も多いと思いますが、特にキンキンに冷えたスムージー は胃腸をキュッと縮めてしまうので消化活動が思うようにできないことも。

さらに牛乳が入っているものは腸の動きをスローにしてしまいます。乳製品は日本人の胃腸にはあってないとも言われています。

”便秘や冷え性に悩んでいる人は、朝いっぱいのスムージー を止めたら調子が良くなった!”という人もたくさんいます。そんな方には蒸し野菜、煮物やスープがおすすめ。できたての熱々は心にもとても良い作用があると言われています。旬の野菜を使った煮物やスープはぜひ毎取り入れたいメニュー野菜は熱を加えるとビタミンCなどが減少する、と言われていますが、生野菜よりも火が通った野菜の方が量をたっぷり食べられるので、あまり気にしなくてもいい、という考えも。

スムージーにして一気に水分も野菜もとってしまうよりも、まずは一杯のシリカ水白湯を飲んで胃を優しく刺激してから温かいお野菜をゆっくり食べる事をおすすめします。

お味噌汁にいろん野菜を入れるのも良いですね(^^)

また野菜を最初に食べることで、食物繊維が糖質や脂質を包み込み、血糖値の上昇がゆるやかになります。血糖値の急激な上昇は、中性脂肪の蓄積につながるため、まずは野菜を食べることが大切です。

その次に、肉や魚、大豆などからタンパク質をとりましょう。最後に、ご飯などの炭水化物をとってください。