お水を買うようになった歴史

皆さん、飲むお水って、買うものってゆう意識ですか?今でこそ当たり前のように飲料水はかう人が大半だと思いますが、もともとお水は買うものでは無く、数十年前まで、水道をひねって出るお水を当たり前のように飲んでいた記憶があります。

「水は水道をひねれば出てくる」日本は、実は世界的に見ても、水の品質が非常によい国です(^ ^)

ただ、「ミネラルウォーター」「ウォーターサーバー」が、市場の一区画を占めていることもたしかです。今回はこのな「ミネラルウオーター」はいつから出始めたのでしょうか?

今から40年以上も前の1970年代初めの頃には、「お水を買う」事が始まったそうです。

ただ、「個人が飲む水」というよりも、お店など、業務用として利用されるケースがほとんどだったそう(・Д・)

徐々にミネラルウォーターという存在が知られていくようにはなっていましたが、まだまだその市場は小さかったようです。

そんなミネラルウォーターが注目され始めたのは、バブル時代でした。このとき、日本は空前の好景気に酔っていました。そのなかで、海外旅行に行く人が増え、また食べ物にもお金を掛けられるようになり、「安全で、おいしいものにお金を払う」人が増えたそうです。

そのため、おいしく飲めるミネラルウォーターが、「業務用」のワクをこえ、一般家庭にも入りこむようになったと言われています。

ミネラルウォーターは徐々に日本に広がっていき、水道水の汚さなどにも注目が集まり、「水はタダではない」という認識も出てきました。

このようななか、「水不足」がおきます。

1994年に起こった、猛暑による水不足は、お店や家庭に大きな影響を与えました。節水が叫ばれ、1日のうちの決まった時間にしか水が出せない……という状態が続きます。

こ人が手を伸ばしたのが、「ミネラルウォーター」でした。ミネラルウォーターはたしかに購入にはお金がかかりますが、水不足の不便さから家庭にも広まっていきました。

のちの2011年3月に起こる東日本大震災は、災害場所のみならず、ほかの多くの人にも不安感をもたらしました。「備蓄用の食材を」「非常時持ち出しかばんを」と考えた人も多く、この段階でも、ミネラルウォーターが急激に広まっていくことになります。

ミネラルウォーターの歴史の裏には、その時代、その時代の背景があります。そのように考えると、私たちが日常使いしているものは、「その時代のニーズ」に色濃く影響を受けていると言えるのかもしれませんね(°▽°)

こんな歴史があったからこそ、今は沢山の種類のお水から、自分に合ったお水を選べる時代。

美容面においても水の大切さが謳われ、記憶に新しいものでは水素水、硬水、シリカ水…様々なお水が市場に出回っています。

 

種類がありすぎるほど。

だからこそ、慎重に、安心で安全で毎日飲めるお水を選びたいものです(^^)