肉抜きダイエットに注意

「ダイエット中はとにかくカロリーをおさえたい。だからお 肉は一切食べない」 と言って野菜ばっかり食べている人、すくなくないのでは??今でこそ、「食べないダイエット」は良く無いと、ずいぶん周知されるようになってきましたが、短期間で体重を落としたいと、無理な食事制限をしている人もまだまだいるのでは無いでしょうか。
その食事制限はキケンです。野菜ばっかり食べていては、大事な栄養素「タンパク質」が摂らないからです。お肉に含まれるタンパク質は、 私たちのカラダに欠かせない栄養素。不足すると大変なことになってしまいます。
私たちのカラダは、約60%が水分、そして約20%がタン パク質でできています。筋肉、皮膚、髪の毛や爪、臓器、そしてホルモンや免疫体な どカラダの大部分はタンパク質によってできているのです。
タンパク質は多くの食品に含まれていますが、特にタンパク質が多く含まれて いるのは肉や魚介類、卵、大豆製品、そして乳製品です。

肉類や乳製品などの動物性タンパク質は、高カロリー・高脂肪という印象から、ダイエット中は避けてしまいがちです。でも、タンパク質が 不足するとカラダには様々な悪影響が出てしまうのです。
タンパク質が不足すると、筋肉の量が減ります。筋肉の 量が減るということは、基礎代謝の量も減るということです。代謝の量が減ると運動をしても脂肪が燃えにくくなり、ダイエットの効果が下がってしまいます。リバウンドしやすい身体にもつながります。その他にも、抜け毛や貧血、下痢やむくみなどの症状が出る場合もあります。
どうしてもカロリーや脂肪が気になる場合は、大豆製品なでタンパク質を補いましょう。豆腐や納豆、豆乳などです。ホタテなどの貝類も脂肪が少なく高たんぱく。

また、意識してタンパク質を摂ると同時に、水分補給も意識しましょう。水分が不足すると、せっかくタンパク質で代謝を上げようとしているのに、代謝のために必要な血液や養分を十分身体に行き渡らなくなってしまいます。
そのため、できれば1日リットルほどの水分を目安にお水を飲むことを心がけましょう。
飲むときには冷たいお水ではなく、常温で飲むのもポイントです。
身体に負担をかけませんので、無理なく水分補給ができます。
1番大事なのはバランスです。タンパク質ばかり意識しても吸収率は上がりません。糖質や脂質もバランスよく摂取して、健康的にダイエットしたいですね。