白湯のススメ

近年、美容に良いとされ人気の高まっている白湯。朝起きて最初に口にするものは「白湯」がいいと聞いたことありませんか?お金も殆どかからず、ただ白湯を飲むだけで綺麗になれるなんて、にわかに信じがたいですよね。飲んでいない人からすると「ただのお湯でしょ、何の効果があるの?」と、不思議に思ってしまうのも無理ありません。

そもそも白湯とは、いわゆるお湯のこと。正式には沸騰させたお湯をぬるく冷ました飲み物です。一度沸騰させているため、水道水のような不純物もなく口当たりも柔らかくなっているのが特徴。「湯冷まし」とも呼ばれ、昔から薬を飲む際に一緒に飲む、また赤ちゃんの水分補給としても定番です。

アーユルヴェーダによる白湯の作り方の基本は、火でお水を沸騰させて冷まします。電気ポットや電子レンジなどの電化製品ではなく、ガスの火を使うことで白湯に火のエネルギーを注入されると良いと言われているので、やかんを使って沸騰させることが基本とされていますら、。白湯の温度は50度~60度程度として、体を温められるようにします。そこまでこだわらない、という方はポットや電子レンジで白湯を作っても効果は十分あります。

白湯を飲むと、腸の動きが活発になり、その上腸内を掃除してくれます。当然、便通も良くなり、腸内は常にキレイな状態に保たれます。腸がキレイになるって事は、肌がキレイになるって事です。

また冷え性にも効果的。冷え性の主な原因は血液の循環が悪いからです。

内側から体を温めることで全身の血流がよくなり、冷えの改善につながります。白湯は冷え性の人にはピッタリの飲み物といえます。

またダイエットにもとても効果的です。白湯を飲めば内臓機能が温まり、血流がとても良くなるので、内臓温度が上がります。

内臓温度が1度上がると基礎代謝が10%上がるとも言われています。

つまり新陳代謝が高まり、脂肪が燃焼されやすい体になるのです。

基本的には、朝、昼、夜と3回に分けて飲みましょう。朝は、起きてすぐに飲むと健康に良いといわれています。朝食は白湯を飲んだ30分後程度に摂るのが理想的。昼と夜は、食事中に各1杯程度、ゆっくりと飲むのが良いでしょう。
万が一、白湯が苦く感じたりするようでしたら毒素が溜まっています。デトックスされると白湯が甘く感じるようになると言われています。

まだまだ多くの効果がある白湯。シリカ水は沸騰させてもミネラル成分がほぼ変わらないので、白湯を作る際にも美まもり水を使用しましょう。